明治製菓、抗がん剤に関するフレゼニウスカービジャパン社と提携

      執筆者:編集部

明治製菓は、この度、フレゼニウスカービジャパン株式会社と、日本における抗がん剤後発医薬品ビジネス(バイオ後続品を除く)に関する長期的かつ包括的な戦略提携について合意した。感染症領域と中枢神経系領域を主軸とした新薬事業と後発医薬品事業を展開している明治製菓は、後発医薬品事業の更なる拡充を目指しており、一方、抗がん剤後発医薬品、輸液製剤そして栄養剤事業を展開しているグローバルな医療企業である、フレゼニウスカービAG社(独)の日本法人として2007年3月に設立されたフレゼニウスカービ社は、日本市場における一層の事業拡大を目指しており、各々の狙いが一致したことから今回の提携に至った。今回の提携では、フレゼニウスカービ社の持つ豊富な抗がん剤後発医薬品パイプラインの中から両者で合意するものを対象として、フレゼニウスカービ社が開発並びに製造販売承認申請及びその取得を行う。明治製菓は、フレゼニウスカービ社が開発・製造した製品を独占的に販売する。明治製菓は、本提携により後発医薬品事業の抗がん剤領域へ本格的に参入することで、後発医薬品事業の更なる拡充を図るとともに、医療現場におけるがん治療の選択肢拡大に貢献していく。