農業・食品産業技術総合研究機構(久間和生理事長)による「食品研究成果展示会2023」が11月8日、つくば国際会議場で開催された。会場には食品企業の開発担当者や研究者、大学院生など300名近くが訪れ、公…
味の素(株)は、東京大学や仙台オープン病院と共同研究を行い、アミノ酸の一種であるシスチンとテアニン(略:アミノ酸シスチン・テアニン)摂取により、スポーツ時や手術後の炎症反応や免疫機能低下を抑制し、早期体調回復効果があることを発見した。これらの研究成果は、2月17日から名古屋で開催される第26回日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)で発表する予定。一般的にマラソン等の激しい運動後に体調不良に陥る選手が多いが、これは激しい運動により強い炎症反応が引き起こされ、カラダの免疫力が低下し、感染症リスクが高まるためと考えられている。一方、手術時においても、その侵襲(ダメージ)によって、同様に感染症リスクが高まると考えられている。駅伝やボディビル選手、および胃部分切除(手術)患者を対象に臨床試験を実施し、どちらも過剰な炎症反応および免疫機能低下を抑制し、手術後の早期体調回復に有用である結果が得られた。同社は、今回の成果を踏まえて更にシスチン・テアニンを医療現場で活かすべく、今後もシスチン・テアニンについての研究を基礎から臨床まで継続し、将来的なシスチン・テアニンの活用法を模索していく。