水素研究所「医と食」健康特別セミナーを開催

      執筆者:編集部

株式会社 水素研究所(東京都港区・若山利文社長)は4月10日、文京シビックホールで「医と食」健康特別セミナーを開催し、700名ほどが参加した。健康は医と食から作られるとして、スライドを交えた水素による臨床事例と、食と有機栽培について6名が講演した。最初に、出居貞義氏(医学博士・大宮レディスクリニック院長)が不妊治療における水素の有効性について臨床例と統計データを示して解説、杉喬夫氏(医学博士・ホリスティク予防医学研究所)は、水素の臨床有効性を難病治療例と血液分析とともに説明した。間宮群二氏(医学博士・防衛医科大学校名誉教授)が「水素は攻撃的な(体内の)過酸化物を無毒化する役割を担っている」と述べた。続いて、黒澤浩一氏(南イタリア料理イルポモドリーノオーナーシェフ)が「食事の重要性と食事を中心とする文化の見直し」を、永山久夫氏(西武文理大学校客員教授・食文化史研究家)が長寿食入門として日本古来の鰹節・味噌汁を紹介した。最後に、若山利文氏(株式会社BBB代表取締役)が、ロシアの宇宙開発で生まれた「家畜糞尿を有機肥料と良質タンパクの飼料に変えるインセクト(昆虫)テクノロジー」により、環境改善と循環型社会を実現する具体的な手法を紹介した。