国分「平成22年度決算、微増収大幅増益」発表

      執筆者:編集部

国分(株)は平成23年3月期(平成22年1月~同年12月)の決算を発表した。それによると売上高(連結)は1兆4408億5200円(前年比100,9%)、営業利益118億3200万円(同95,9%)、経常利益130億800万円(同95,9%)、当期利益79億2400万円(同118,4%)の増収増益となった。部門別売上高は食品7176億5500万円(同101,0%)、酒類6418億4200万円(同101,3%)、その他813億5400万円(同97,9%)となった。決算について国分勘兵衛会長兼社長は「社会情勢、経済情勢など厳しさのなかで、質の充実を基本に低温、菓子、フードサービスの三大事業強化をめざし、盤石な経営基盤の構築に取り組んできた。その結果、わずかながら増収となった」と述べた。今期は「QUALITY300」と名付け、第9期長期経営計画をスタートさせる。その基本は確実な経営を推進するため「小商い」を徹底させ、クオリティの向上、新規事業の強化を目指す。役員人事については3月31日付けで代表取締役副社長経営統括本部長成田健氏が取締役副会長、専務取締役経営統括副本部長国分晃氏が代表取締役副社長経営統括本部に就任した。