農水省「マジごはん計画」×東京ガールズコレクション等とコラボ
執筆者:編集部2
農林水産省は、3月3日、新しい食育活動「マジごはん計画」をスタートさせた。同計画は、食や農業について国民に「本気(まじ)」で考えるよう働きかける活動で、農水省の若手職員たちが立案したもの。従来、農水省が重視してきた食生活改善の必要性などの全般的な訴求活動から一転、シンプルに「食を楽しむ」ということにスポットをあて、女性を中心に若い世代への浸透を狙う。特に、活動の認知度アップを狙い、10~20代の女性の関心が高いファッションや美容とコラボレーションした企画を打ち出す。具体的には、3月5日から東京・渋谷の国立代々木競技場第一体育館で開催される若者向けファッションイベント「東京ガールズコレクション2011」での人気モデル・タレントたちによる食に関するトークショーや、3月12日発売のファッション誌「VOGUE girl(ヴォーグ・ガール)」とのタイアップとして、女性と野菜をテーマにした記事やレシピの掲載などを予定している。なお、同日、同省内で開いた記者発表会には、秋田市出身の人気モデルでタレントの佐々木希さんが登場。体力を維持するためきちんと食事をとることと、楽しく食事することの重要性を呼び掛けた。また、フードコーディネーターのSHIORIさんが「カブの豆乳ポタージュ」など野菜を使った独自メニューを紹介した。