農水省、福島原発事故に伴う警戒区域内における家畜の安楽死処分を指示

      執筆者:編集部2

農林水産省は、5月12日、原子力災害対策本部長(内閣総理大臣)から福島県に対し、警戒区域内で生存している家畜について、当該家畜の所有者の同意を得て、当該家畜の安楽死処分を行うよう指示があったことを発表。今回の指示は、避難区域・警戒区域の設定により家畜の飼養管理が困難となったことを受け、福島県と十分協議した上で、指示を行うこととしたもの。区域内での実際の措置(安楽死処分、消毒等)に当たっては、国も福島県と一体となって取り組む。