農水省「平成22年度土地改良事業地区営農推進優良事例表彰」の受賞団体決定

      執筆者:編集部2

農林水産省は「平成22年度 土地改良事業地区営農推進優良事例表彰」の受賞団体を決定した。これは、国営土地改良事業において整備された農地、農業用水等を有効に活用し、生産対策、販売対策、地域振興等に積極的に取り組み、安定した営農の定着が進んでいる優良事例について、広くその成果を普及させることを目的として実施されている。今回、農林水産大臣賞を受賞したのは、錦江町大根占茶業振興会(鹿児島県肝属郡錦江町)で、国営総合農地開発事業を手掛ける。農地造成及び区画整理の実施により、茶園の大区画化・団地化が図られ、農地の集積と、乗用型機械の導入による大幅な作業省力化により経営規模の拡大促進などが受賞の決め手となった。その他受賞団体は以下の通り。農村振興局長賞=【国営かんがい排水事業】農事組合法人樽見内営農組合(秋田県横手市)【国営農地開発事業】飛騨東部農地開発・松本団地組合(岐阜県高山市)【国営農地再編整備事業】有限会社フローア(北海道空知郡南幌町)/全国土地改良事業団体連合会長賞=【国営かんがい排水事業】神川花卉生産組合(埼玉県児玉郡神川町)【国営かんがい排水事業】農事組合法人ほこがさき(福井県福井市)【国営農地再編整備事業】河原林町営農組合(京都府亀岡市)【国営農地再編整備事業】農事組合法人こぶし(山口県萩市)