豪州食肉家畜生産者事業団、東北被災高校生招待

      執筆者:編集部

豪州食肉家畜生産者事業団では「いっしょにがんばろう、日本」プログラム、オーストラリア視察・交流プログラムを主催し、9月23~26日の日程で、東北被災地の農業を学ぶ5名の高校生をオーストラリアに招待した。今回参加した高校生5名は、ビクトリア州のハイ・スパ・アンガス・スタッド農場やメルボルン郊外の和牛生産家ブラックモア農場を訪問、それぞれの農場で畜産事業の運営について説明を受けた。また、現地の高校生と意見交換を行い、厳しい気候状況下での畜産農業の課題や対応策、リスク・マネジメントなどについて学んだ。同事業団では今後、今回のプログラム参加者が再会できるようなプログラムやファームステイ、奨学金の設立、さらにはオーストラリアの肉牛生産者が東北地方の被災地を訪れて肉牛生産に関する専門知識や情報を交換する訪日プログラムなどを計画している。駐日代表メラニー・ブロックは「5名の高校生たちはプログラムの初日から最終日までオーストラリアとの特別な絆を感じていたように思います。今回訪問した次世代の肉牛生産を担う日本の若者がオーストラリアの若者とつながり、そしてオーストラリアで学んだ肉牛生産の経験が被災地復興の中で活きていくことを願ってやみません」とコメントした。http://www.aussiebeef.jp/b2b/issho.html、携帯用サイト、www.aussiebeef.jp/m/.