メルシャン「2012年度事業方針と新製品について」発表

      執筆者:編集部

メルシャンは1月18日、2012年度事業方針と新製品について発表した。記者会見では鈴木徹社長が今年度をスタートとするメルシャン将来構想2015年を発表した。主な内容はワインのトップシェーを不動のものにする、キリングループのワインリーディングカンパニーとして存在感を高める、ワインといえば5人に一人がメルシャンというブランドを高める、自由闊達な社内風土をつくる、という4つの方針。また、昨年を振り返り東北地方大震災のあおりを受けたものの販売実績は前年比104%で着地した。業務用は苦戦したものの家庭用の重要が上回り、好結果を残せた、と述べた。今年度のワイン事業戦略について和田修取締役常務執行役員ワイン営業本部長は今年度628万ケース、前年比107%を目標に、具体的な戦略として各カテゴリーナンバーワンブランド、キリングループとの協働、ワインを楽しめる場所やイベント提案などを上げた。新製品については「メルシャン エブリィ」を3月28日から発売する。開発コンセプトについては、何を飲んでいいかわからない、銘柄が覚えられないというユーザーの悩みを解消させるワインで、品質、ネーミングなどは社員一人ひとりから意見を取り入れ、規格化した。http://www.mercian.co.jp/