サントリー 営業利益が過去最高を更新

      執筆者:編集部

サントリーホールディングスは2月7日、2011年12月期決算を発表した。売上高は前期比103・5%の1兆8028億円、営業利益は同107・0%の1142億円、経常利益は同108・1%の1090億円、当期純利益は同156・4%の626億円で、いずれも過去最高を更新し増収増益となった。国内売上高は同102・3%の1兆4212億円、海外売上高は同108・0%の3816億円。国内の飲料・食品事業販売数量は前期比102%で、「天然水」が同123%と伸長した他、「ボス」「ペプシ」も前年を上回った。また、ビール事業は前期比105・8%となり、ビール類シェアも13・3%で過去最高を達成。「ザ・プレミアム・モルツ」は同103・4%、「金麦」は同116・8%、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」は同292・7%と拡大した。スピリッツ事業はハイボールや低アルコール飲料(RTD)が伸長し同102%。ウイスキーは前年同期並みとなったが、ハイボール缶を含むと同103%と拡大した。RTDは同110%で「196℃ストロングゼロ」は同147%、「ほろよい」は同175%、ハイボール缶は同157%と伸長した。その他ワイン事業は同106%となり「日本ワイン」シリーズや、「ビニャマイポ」が伸びた。