マクドナルド「売上金投入機」導入で防犯対策を強化

      執筆者:編集部2

日本マクドナルドは、警備会社と連携した「売上金投入機」の導入など、防犯対策を強化する。マクドナルドでは、全国約3200店舗で約16万人のクルー(店舗従業員)が働くハンバーガー・レストランを展開、24時間営業店舗も約1800 店舗を数える。そこで今回、顧客と従業員の安全を第一に考え、24時間安心してお食事を楽しめる店舗づくりをさらに推進するため、「売上金投入機」の導入をはじめとして、店舗で現金が取り出せないような現金管理手法を全店で導入する。「売上金投入機」とは、警備会社の投入機を店舗内に設置し、入金管理を行うもの。従来、各店舗で金庫を設置し、売上金を管理・保管をするが、「売上金投入機」の導入により、一旦投入した現金は店舗では取り出せないため、現金盗難や強盗事件等のリスクを大幅に軽減する。このほかにも防犯対策として、警備会社連動の固定式パニックボタンの設置と携帯型パニックボタンブザーの24時間携帯や、店舗設置の防犯カメラの映像保存を常時行うことで、強盗犯の割り出しをいち早く可能にする警備システムも全店で導入している。また、深夜時間帯における最低3名以上の勤務体制やカウンター横のスイングドア施錠、深夜時間帯の入店を知らせるドアチャイムの設置、各都道府県の警察と連携した店舗での防犯訓練なども積極的に実施している。