ユーコープ「61店舗で透明容器の回収、リサイクルを開始」

      執筆者:編集部

ユーコープは6月16日より店内で総菜を製造する61店舗の総菜販売に使用している透明容器(トレイ・ふた)の回収を開始した(うち5店舗は7月7日実施)。2004年にコープかながわで透明容器の回収実施したが、透明容器の素材が多様で、回収後の分別が困難だったことから、継続実施を中止した。今回は容器メーカーエフピコのリサイクルシステムが整ったこともあり、透明容器の回収を実施することになった。回収対象は店舗の総菜売場で使用している透明容器(トレイ・ふた)で、販売時に貼られているシールやラベルをはがした上で、洗ったものを店舗に設置しているリサイクルボックスで回収する。回収した透明容器は再生先のエフピコ関東、中部リサイクル工場に送られ、再生容器・再生トレイに加工される。61店舗の回収量は年間52tを見込んでおり、CO2排出量を年間5万4444kg削減することができる(焼却・埋め立て処理と比較した場合)。