すき家VS吉野家「牛すき鍋」対決ふたたび
執筆者:編集部2
すき家本部が展開する牛丼チェーン「すき家」では、11月27日より「牛すき鍋定食」の販売を開始する。同商品は、牛肉、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、豆腐、うどんを甘い味付けの割下で煮込んだ「牛すき鍋」と、たまご、ごはん(並盛)、つぼ漬けをセットにした商品。今年の2月~3月にも販売しており、好評をはくした。自分でお肉を焼いてから食べるという「すき焼き」本来の食べ方を再現するために、顧客自身で牛肉に火を通していただく方法で提供する。前回から具材を約3割増量させ、より満足感のある商品に仕上げた。また、今回は店舗での仕込み工程を大幅に減らすことで、作業効率を改善した。販売価格は税別で680円。販売対象店舗は1838店舗(11月18日時点)、一部先行販売店、取り扱わない店舗もある。持ち帰りはできない。顧客がコンロで牛鍋を作るスタイルの「牛すき鍋」といえば、牛丼チェーンでは“吉野家”が先駆け。その吉野家は、10月29日よりすでに「牛チゲ鍋膳」とともに「牛すき鍋膳」を発売中。販売価格は税込みで、どちらも鍋膳で並盛630円、大盛730円、単品では並盛530円、大盛630円。松屋は、今年は牛鍋戦争には参戦せず、11月20日10時より「豆腐キムチチゲセット」(税込530円)と「チゲカルビ焼セット」(税込720円)で勝負する。今年の牛鍋対決、すき家と吉野家、どちらに軍配があがるか見ものだ。