パルシステム「声のカタログ」全エリア提供開始

      執筆者:編集部2

パルシステム連合会は、視覚障がいをもつ顧客を対象にした「声のカタログ」、CDによるリーディングサービスを、4月より全エリアで提供を開始した。このサービスは、パルシステムのカタログを読み上げる音声を録音し、収録CDを視覚障害者へ配布する仕組みで、カタログが見られない人でもパルシステムの商品が注文できる。これまでは、東京都神奈川県の一部でのみ実施していたが、今回から配達エリアすべてで利用ができるようになった。対象となるカタログは、「コトコト」「きなり」のほか「食楽広場」「パルくらす」など。音声で確認した後、電話で希望商品を注文できる。また、同じく4月から、インターネット注文サイト「オンラインパルサービス」において、アレルゲンお知らせ機能を追加。特定原材料など27品目から選択し、あらかじめ登録しておけば、誤ってアレルギー物質を含む商品を注文しても、注意書きが表示されるので、誤注文を未然に防ぐことが出来る。なお、同サービスのほかにも、マークシート記入が困難な方のための「きなりセレクト」、カタログを見る時間がない人のためのアプリ注文サービス「タベソダ」なども用意し、それぞれの生活スタイルに合わせた注文方法を揃えている。