【5月号】 早稲田ミョウガ捜索隊、今後の活動について協議を行う。
執筆者:auc_shonin
先日、早稲田ミョウガ捜索隊の幹部の皆さんが、発見場所に近い西早稲田に集まり、会食をしながら、今後の取り組みについて話し合った。
参加したのは、捜索隊長の石原光訓さん( 同大を卒業、今年から東大院生 )と、副隊長の松井健太郎さん( 商学部4年生 )、佐藤圭太さん(同大を卒業、今年から首都大院生)、伊藤俊文さん(早稲田環境塾)、島貫倫子さん(早稲田環境塾)、そして私の6人が集まった。
石原さん(左)と佐藤さん(右)
自宅で早稲田ミョウガの栽培をする伊藤さん
この捜索は、一昨年に、当ブログで早稲田ミョウガの捜索を募集したことから始まる。
その後、縁あって、当時の早稲田大学副総長の堀口健治先生を紹介していただき、先生の理解をいただき、先生から同大学の農楽塾の皆さんを紹介していただき、さらに、早稲田環境塾( 原剛塾長 )の皆さんが主体となった捜索活動に発展していった。
昨年の8月までに何回かの捜索活動が行われ、30数カ所のミョウガの群生地を見つけた。
特に、西早稲田のお宅( ミョウガ邸 )は、明治26年にこの地に移り住み、現在のご主人は5代目。
庭には当時からのミョウガが自然のままに自生していた。
昨年の12月、西早稲田のミョウガ邸に、かつて東京の石神井でミョウガ栽培をしていた、井之口喜實夫さんと行って、ミョウガの根をいただいてきて、仮植えしていたが、彼岸明けの3月末に定植してもらった。
4月29日現在、伊藤俊文さん撮影
伊藤さんも自分で栽培したいということで、井之口さんから分けてもらった根を、自宅のプランターに植えたが、最近、元気のいい芽が出てきたということで写真をいただいた。
皆さんの話では、かつて堀口前副総長が大隈庭園の一角に早稲田たんぼを作ったように、庭園の一角に、早稲田ミョウガを植え、将来にわたって同大で残したいとの夢があり、伊藤さんが栽培しているミョウガを大学に移植すため、大学に要請していくことになる。
今年も、地域を拡大した捜索活動は展開される予定だ。
因みに、石原さん、佐藤さん、松井さんは、この連休に、東日本大震災被災地の岩手県陸前高田にボランティアに出かけて行った。
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