千葉商科大学「省エネ・創エネプロジェクト 打ち水」

      執筆者:食品サポート事務局

千葉商科大学は、ネット・ゼロ・エネルギー・キャンパスをめざす「省エネ・創エネプロジェクト」の一環として、7月4日~8日・10日に節電週間アクション「打ち水で涼しく大作戦」を実施する。同大学は2,45MWの千葉商科大学メガソーラー野田発電所(千葉県野田市上三ケ尾)を2014年4月から稼働し、売電事業を行っており、2014年度の発電量実績は336万KWHで、同年度の学内電力消費量の約77%に相当する。残り23%%をキャンパス内の省エネルギーと創エネルギーで賄うことができれば、自然エネルギー100%のエコキャンパスを実現できるとして、同大学では政策情報学部を中心に野田発電所の発電量と学内の消費量を差し引き0にするネット・ゼロ・エネルギー・キャンパス化を検討してきた。同プロジェクトの学生たちは、全学生の節電意識を高める方法を考え、「こまめに電気を消そう」や「冷房の温度を適正に」などのありきたりな呼びかけではなく、「クーラーの部屋に閉じこもっていないで、打ち水をして涼しく過ごすよう呼びかけよう」という提案から実施することになった。期間中は、学生有志がキャンパス近くの真間山弘法寺から借りた柄杓と桶を使って打ち水をする。構内を歩く学生に声かけし、機材で打ち水を行わない状態と行った後の赤外線画像を比較、涼しくなったかどうかも確認アンケート調査を実施する。