味の素「障がい者雇用を促進する新会社」を設立

      2016/11/23   執筆者:motoe

味の素(社長:西井孝明、本社:東京都中央区)は、障がい者の活躍の場の拡大を目指し、11月4日に障がい者雇用に特化した味の素みらいを設立、同社の京浜地区にある事業所の清掃やオフィス関連サポート業務を主な事業とし、2017年4月1日より業務を開始する。なお、新会社については、2017年度に障害者雇用促進法に定める特例子会社の認定を申請する予定だ。同社はこれまで毎年数名の障がい者を雇用し活躍の推進に努めてきたが、今後は新会社を通じて、身体障がい者に加え、知的障がい者の雇用を拡大し、安定的かつ継続的に障がい者雇用を進めていくとともに、能力開発視点に立ち活躍の場を積極的に拡大し、障がい者が働きやすく、社会や会社への貢献を実感できる働きがいある会社を目指すという。新会社には、同社が90%、味の素コミュニケーションズが10%出資。当初、8名程度の知的障がい者を採用し、味の素グループ企業の事業所の清掃やオフィス関連サポート業務を行う予定。2023年には約20名の障がい者雇用を目指すという。
■「味の素みらい株式会社」概要
●所在地:東京都港区高輪3-13-65 味の素グループ高輪研修センター内●設立時期:2016年11月4日●代表者:吉宮由真(よしみやよしまさ)●資本金:2,000万円●資本構成:味の素(株)90%、(株)味の素コミュニケーションズ10%●従業員数:12名(予定)●事業内容:建物・工場敷地の清掃業務、オフィス関連サポート業務(資料セット、データ入力など)