フジワラテクノアート「故藤原章夫会長お別れの会」

      執筆者:編集部

醸造、食品機械の大手フジワラテクノアート㈱故藤原章夫会長の「お別れの会」が7月12日、ホテルオークラ岡山で執り行われ、国内外から醸造、食品業界など関係者1500名が参列した。お別れの会では浅井昌信委員長(ヒガシマル醤油㈱代表取締役社長)が「創業者の後を引き継いで日本一の会社に成長させた。醸造、食品機械業界にはなくてはならない人物であり、惜しい人を亡くした」と哀悼の言葉を述べた。友人代表には伏見稲荷大社宮司中村陽氏、TAIWAN DEVELPOMENT CO、LTD会長権兼社長蔡永興氏がお別れの言葉を述べ、最後のお別れをした。喪主の藤原恵子社長は「父親は順風満帆の人生のように見えますが、決して平坦な人生ではなかった。すばらしい友人、知人に恵まれ、ここまでこれた、というのが本心です」と参会のお礼を述べた。故藤原章夫氏は仕事一途で、情熱とやさしさに包まれ、家族を大切にする温厚さをもつ人であった。80歳を過ぎても海外旅行に出かけては、土産話を聞かせていた。醸造機械、食品機械の第一人者であり、多くに機械の開発を手がけ、多くの業績を残している。平成5年勲五等双光旭日章受賞。