イオンの食品製造・加工拠点が「JFS-E-C」を取得

      2019/02/08   執筆者:motoe

イオングループ店舗で販売する生鮮品や惣菜などの製造加工・配送事業を担うイオンフードサプライの長泉センター(静岡県)が食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)の定める食品安全マネジメント規格「JFS-E-C」に基づいた認証を取得した。全国で3事業所目の取得であり、小売グループの食品加工会社としては初となる。JFSM は、和食や日本産品に対する海外からの関心や輸出気運の高まりといった社会的背景を受け、日本の食品関連企業にとって分かりやすく、日本独自の食品にも適用しやすい食品安全の仕組みをつくることを目的とし2016年1月に、イオンを含む小売業や食品製造業など食品関連企業18社が中心となって設立されたが、その JFSM が運営する「JFS-E-C」は、日本初の食品安全管理規格で、JFS(Japan Food Safety)-E-CのE は食品製造セクター、C は A~C の 3 段階のうち、国際取引にも使われるもっとも高いレベルの規格を表すもの。適正製造規範(一般的衛生管理)やハザード制御、食品安全マネジメントシステムなどの57項目の要求事項から構成されており、将来、国際的に通用する規格となることを目指すとしている。同社の長泉センターは「JFS-E-C」の要求事項をすべてクリア、食品安全管理体制を構築していると認められたことから、このたび認証取得の運びとなった。同社では今後も安全・安心な商品を届けるため、食品安全管理に努めていきたいとしている。
【認証取得について】■組織名:イオンフードサプライ ■事業所名:長泉センター(住所:静岡県駿東郡長泉町上長窪359 稼働年月:2015年9月)■認証決定日:2017年1月19日■認証範囲:食肉の小分け包装、食肉の調味加工及び包装、並びに食肉加工製品の小分け包装■認証機関:日本検査キューエイ