国分「売上高1兆8億円(111%)利益(64%)」
執筆者:編集部
国分グループ本社(國分勘兵衛会長兼社長)は3月2日、平成28年度連結決算(平成28年1月1月1日~同年12月31日)を発表した。それによると売上高1兆8178億7600万円、前年対比111,0%の大幅増となった。一方、利益面では営業利益58億9800万円(前年比78,7%)、経常利益79億0900万円(89.8%)、当期利益34億5300万円(同64,8%)の2ケタ減収となった。増収の要因は国分グループ本社 新体制の移行と食のマーケティングカンパニー戦略の浸透が功を得た。半面、新戦略への投資や過当競争による低価格化が利益面を圧迫した。商品別は食品1兆0066億3400万円(同120%)、酒類7045億4300万円(同98,5%)、その他1066億9800万円(同123,2%)。次年度戦略として「お客さまの満足度を高める卸売業として食のマーケティングカンパニー戦略を推し進める」(國分勘兵衛会長)とコメントした。