菊正宗酒造「樽酒マイスターファクトリー」設立

      執筆者:motoe

菊正宗酒造(本社:神戸市東灘区、社長:嘉納治郎右衞門)は、瓶詰樽酒商品の発売50年を機に瓶詰樽酒商品を全量「純米化」し、神戸市東灘区に樽酒マイスターファクトリーを設立した。同社では、技術の継承のために2013年から社内にて樽職人を育成しながら製樽事業に取り組んでいるが、今回設立されたファクトリーでは、樽の素材である吉野杉を展示し、職人たちがくぎや接着剤を一切使わず、「竹割り」「たが巻き」「樽組み」など江戸時代から変わらぬ樽づくりを実践。また、映像ゾーン、樽詰場も公開するという。うまい樽酒は、厳選した素材、酒を育む環境、職人たちの技術の全てがそろって完成するもの。ここは、ミュージアムではなく、菊正宗の樽酒を通して激変する時代の中でも変わらずに継承されてきた樽酒の魅力を今に伝える工房と位置付けている。場所は、菊正宗酒造 嘉宝蔵敷地内(住所:神戸市東灘区魚崎西町1-9-1)、一般公開は2017年11月下旬を予定。
なお、同社では、独自の酵母研究で生まれた「キクマサLA酵母」で樽酒専用の純米酒を醸造し、吉野杉の樽に一定期間貯蔵することでやさしい口当たりながら辛口でコクのある味わいを実現した新商品「菊正宗 上撰 純米樽酒(瓶詰)」を9月4日に発売している。参考小売価格(税抜き)1.8L:2,110円/720ml:923円/300ml:407円。