キリン「郷土の食材開発モデル事業」に支援金助成

      2017/11/13   執筆者:shirai

キリンは、10月10日に熊本県に対し、「郷土の食材開発モデル事業」への支援金として、公益財団法人 日本財団の協力の下1,000万円を助成した。
今回の助成は、2016年12月21日に熊本地震からの創造的復興に向け、“絆を育む”をテーマに同社と熊本県、日本財団が締結した「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定に基づき、日本財団に設置したキリングループからの寄付による基金で行うもの。
同プロジェクトの3つの幹となっている「食産業復興支援」「地域の活性化支援」「心と身体の元気サポート」のうち「食産業復興支援」に該当する。
同事業では、熊本県により南阿蘇村環境保全農業推進協議会の「南阿蘇のあか牛と南阿蘇そばのヘルシーハンバーガープロジェクト」、西原村特産品ブランド化推進協議会の「西原村特産品ブランド化プロジェクト(シルクスイート)」、甲佐町食による復興協議会の「ニラでつながる甲佐町元気プロジェクト」の3町村のプロジェクトが選定されている。
助成金は、地域ならではのブランド育成を図るため、復興のシンボルとなる商品開発、その商品を核とした観光客誘致や地域活性化、大学連携組織との活動、都市圏での商品PRなどに活用されることとなっている。
同社は、民間企業、行政、公益財団法人が一体となり、それぞれの強みを掛け合わせ、補完し合うことで、より包括的かつきめ細やかな支援を実現することを目指した「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」とも連携。
今後も引き続き、被災地の支援に取り組んでいくことを表明している。