日清食品「企業情報化協会 IT総合賞」受賞

      2017/11/23   執筆者:motoe

日清食品ホールディングス(社長・CEO:安藤宏基) は、企業情報化協会 が主催し、ITを活用した経営革新によって成果を挙げた企業などを表彰する「平成29年度 (第35回) IT賞」において、最上位の「IT総合賞」を受賞した。「IT総合賞」は、経営とITの効果的な融合により戦略的な企業活動を実現し、将来にわたり他の模範となると認定された場合に授与されるもので、「IT賞」の中でも最上位に位置付けらている。今回、同社グループ各社の業務効率化を目的として、同社のIT部門である情報企画部が中心となり実施した「レガシーシステム終了プロジェクト」の取り組みが高く評価され、「IT総合賞」の受賞に至ったもの。「レガシーシステム終了プロジェクト」は、各部署で個別に使用していた180に上る業務システムを徹底的に精査し、不要なシステムを廃止することで、その数を3割以下にまで削減。また、日清食品ホールディングス、日清食品、日清食品チルド、日清食品冷凍の4社が、40年間にわたって使用していたメインフレームも撤廃することで、運用コストを大幅に削減したほか、情報企画部における運用および保守業務の負荷が低減。ビジネス環境の急激な変化に対応するIT戦略の立案や、新たなIT技術の積極的な活用など、創造的な業務により多くの時間を費やせるようになったほか、残業時間の削減や有給休暇の取得増加など、所属員の「働き方改革」にもつながったという。「平成29年度 (第35回) IT賞」の結果、および詳しい内容についてはIT協会のウェブサイト参照。(https://www.jiit.or.jp/information/detail/info35itaward.html)