伊藤忠食品「3月期決算6608億円 二桁の増収増益」
執筆者:編集部
伊藤忠食品は5月1日、平成30年3月期の決算を発表した。それによると売上高6608億9900万円(前年比4,7%増)、営業利益42億4600万円(同12,4%増)、経常利益50億3200万円(同10,2%増)当期利益40億3100万円(同19,5%増)となり二桁の増収増益となった。岡本均社長執行役員は「経営環境は厳しい一方、コスト削減などで、利益面を確保、売り上げではスーパーマーケットなど小売業との拡大が貢献した」と述べた。商品別ではビール1795億330万円(前年比9,7%増)、和洋酒1097億8600万円(同8,4%増)、調味料・缶詰992億9900万円(同0,0%増)、嗜好・飲料1289億6900万円(同2,6%増)。業態別では卸売889億9900万円(構成比13,5%)、百貨店267億1900万円(同4%)、スーパー4081億9900万円(同61,8%)、CVS・ミニスーパー692億8200万円(同10,5%)となった。次期予想は売上高6900億円、営業利益46億円、経常利益53億円。