国分「フードサービス向け三温度帯川口流通センター」
2018/05/10 執筆者:編集部
国分グループ本社はフードサービスを対象にした「国分川口物流センター」を新設、5月21日から稼働を始める。同センターは冷蔵、冷凍、常温を完備した三温度帯物流センターで、首都圏の給食事業者、高齢者施設、外食事業者を対象に物流を行う。同社ではすでに埼玉県三郷市、神奈川県相模原市に大型汎用センターを設けているが、フードサービス事業強化から新たにセンターを新設した。設備面では人手不足や少量多品種に対応するためゲートアソートシステムの導入や鮮度管理を高めるためバケット型冷凍自動倉庫にしている。國分勘兵衛会長は「かねてからの念願であるフードサービス業への商品供給が盤石になった。高度なサービス提供で、業界をリードしていきたい」とコメントした。敷地面積は1万5438㎡、冷凍庫4493㎡、冷蔵庫5168㎡、常温庫3524㎡、バース1745㎡。所在地埼玉県川口市領家5-14-35、電話048-227-9600、対応商品冷凍食品、チルド、生鮮、加工食品、菓子、酒類、日用品など。投資額5億5500万円。