日本酒造組合中央会「日本酒フェア2018」開催

      執筆者:motoe

酒類業組合などに関する法律に基づいた業界団体で、全国の約1,750の蔵元(清酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)が所属する日本酒造組合中央会(東京都港区、会長:篠原成行)は、6月16日に池袋サンシャインシティにおいて「日本酒フェア2018~世界で一番日本酒が集まる日~」を開催する。 同フェアは、「第106回平成29酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会(以下、公開きき酒会)」 と「第12回全国日本酒フェア(以下、全国日本酒フェア)」の2つから成るイベントで、一般消費者向けの日本酒イベ ントとしては出品数が世界最大級。昨年は約 6,500 名が来場するなど、年々人気が高まっている。 公開きき酒会は、本年4月~5月にかけて行われた全国新酒鑑評会にて審査された入賞酒のきき酒を行うことができる唯一の機会。入賞酒約410点はすべて地域別にレイアウトされ、テイスティングすることで多種多様な香りと味わいを持つ日本酒の地域特性を感じながら楽しむことができる。また、酒米や麹、酒造工程などを展示したコーナーも併設、日本酒の魅力をあますことなく堪能することができる。一方、全国日本酒フェアは、日本酒の持つ魅力をさらに多くの人に理解してもらい、その味わいを楽しんでもらいたいとの想いから2007年に開始され、今年で12回目を迎える。今年から各都道府県の酒造組合が独自にテーマを設けてオススメの日本酒を提供。さらに、日本酒および日本酒ベースのリキュール等の試飲・購入、各地域自慢の酒肴の試食・ 購入ができるだけでなく、7 種類の日本酒をマッチングさせるきき酒競技を行うきき酒チャレンジコーナーも開設される。 また、今年から日本酒セミナーを別会場に設けて拡大、女性杜氏の対談や外国人蔵人による英語でのセミナーなど、 1 日を通して 8 テーマの講演を実施。世界最大級の日本酒イベントとして、日本酒を味わうだけでなく、より深く知ることができる貴重な機会となってる。詳細は、http://sakefair.com/。