金丸弘美著「食にまつわる55の不都合な真実」

      執筆者:編集部

食問題に長年取り組んでいる食総合プロデューサー金丸弘美氏が総力を挙げてトライした「食にまつわる55の不都合な真実」(出版 ディスカヴァー・トゥエンティワン)。食品は命を維持し、健康をもたらすものと決まっているが、昨今は必ずしもそうではない。アトピーなどアレルギーや、食中毒など食を巡る問題は後を絶たない。一方、日本の食糧政策ほどあいまいなものはない。食糧自給率は30%台と低いままだ。長寿ニッポン、健康ニッポンと踊らされているが、果たしてそれが真実か。同書では食と健康、安全安心、食にまつわるクライシスな問題にメスを入れている。(定価1000円税別 2018年8月30日第一刷)