国分グループ「ウイスキ- トマーティン」限定2品発売

      執筆者:motoe

国分グループ本社(本社:東京都中央区、会長兼CEO:國分勘兵衛)は、シングル・モルト・スコッチ・ウイスキー「トマーティン」より、限定商品として「トマーティン 15年 モスカテル・フィニッシュ」「トマーティン ク・ボカン 1990」の2アイテムを12月3日より発売を開始した。「トマーティン 15年 モスカテル・フィニッシュ」は、2003年に蒸留された原酒を、9年10ヶ月に渡りリフィル樽で貯蔵。トマーティン原酒の基本となる香りと味わいを充分に育んだ後、2013年にモスカテルバリックに移され、さらに5年2ヶ月の熟成を経てボトリングされたもの。モスカテルバリックは、ポルトガルでモスカテル種のぶどうによって造られる酒精強化ワインの熟成に使用された樽で、モスカテルの深みある芳香とふくよかな甘さあふれる味わいが、トマーティン原酒本来のやわらかな酒質に更なる奥行きを与え、クリーミーで落ち着いたウイスキーとなっている。生産本数は限定6,000本で、日本での発売は300本。一方、「トマーティン ク・ボカン 1990」は、ピーテッド原酒は用いずに、従来のトマーティン原酒の風味を最大限に生かしたうえで、アイラモルト樽での貯蔵に起因するピートの香りと味わいを加えたいとのコンセプトで生まれた商品。ベースとなったのは、1990年からリフィル樽で23年間熟成されていたノンピート原酒。リフィル樽で長期間貯蔵された、ノンピート・トマーティンの特徴であるトロピカルな果実感が存分に醸し出されたこの原酒を2014年、過去にアイラモルトに使用されていたバーボンバレルに移して4年間の後期熟成を加えたもの。軽やかなピート香を保ちながら、トロピカルフルーツの風味にあふれ、温かなスパイシー感と合わせて味わえる逸品となっている。生産本数は限定1,400本で、日本での販売は60本。なお、トマーティン蒸留所は、イギリスのウイスキー専門誌「ウイスキー・マガジン」社の主催する「アイコンズ・オブ・ウイスキー 2016 アウォーズ スコットランド」 にて、スコットランドの蒸留所の中で年間1社のみに与えられる「ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」の栄誉ある賞を受賞するなど、今最も高い評価をされている蒸留所の一つとなっている。【商品概要】■「トマーティン 15年 モスカテル・フィニッシュ」(内容量:700ml、アルコール度数:46度、税別希望小売価格:18,000、ノンチルフィルタード)■「トマーティン ク・ボカン 1990」(内容量:700ml、アルコール度数:52.9度、税別希望小売価格:50,000円、ノンチルフィルタード)