スリーピングトーキョー「麦ストロー」提供スタート

      執筆者:motoe

スリーピングトーキョー(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田康平)がプロデュースするヴィーガンカフェ「ORGANIC TABLE BY LAPAZ(オーガニック テーブル バイ ラパス)」(東京都渋谷区神宮前)は、6月19日より「グリーンストロープロジェクト」第二弾として麦ストローの提供をスタートした。昨今、メディアで取り上げられている、ウミガメやクジラなどの海洋生物の体の中から取り出されるプラスチックごみ等の問題が深刻化する中、身近なプラスチックストローを紙などの別素材へ転換したり、ストローそのものを使用しないといった動きは欧米を中心に世界中で始まっているが、日本ではあまり実感が無く、まだまだ他人事のような感覚の人が多いのが実情。そこで、オーガニック生産された植物性素材だけの料理を提供する同店では、2019年1月、ほうれんそうの“茎”を使用し、生産者と連携した食べるストローとして「グリーンストロープロジェクト」を始動。カラフルなビタミンカラーの見た目や使用後は美味しく食べることもできるとSNSでも話題となった。元々ストローの原材料は、麦の穂を切り取った残りの麦稈(ばっかん)、すなわち麦わら=ストロー(straw)そのものが利用されていたことがルーツ。同プロジェクト第二弾となる今回は、その“麦ストロー”。同プロジェクトに賛同した徳島県神山町の「フードハブ・プロジェクト」の生産者協力のもと、無農薬栽培の麦を使ったストローを提供する。同店では、アイスコーヒーやジュース、スムージーなどドリンクのオーダー時に、ストローを使用するか否かを聞いた上で、希望者に「麦ストロー」を渡すという。