くら寿司「スマホdeくら」サービス開始

      2019/07/17   執筆者:motoe

回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司(代表取締役社長:田中邦彦、所在地:大阪府堺市)は、スマートフォンを活用した新サービス「スマホdeくら」を7月16日より開始する。今回導入が始まる同システムは、客の来店時、お持ち帰り時の「ユーザビリティ向上」と「オペレーション軽減」の両立を目的とする、スマートフォンアプリを起点としたサービスの総称。同社はこれまでも「時間指定予約システム」による待ち時間短縮や、「水回収システム」や「製造管理システム」によるオペレーションの軽減化を他社に先駆け行ってきたが、今回導入する「同サービスは、座席を時間指定予約できる「スマホでテーブル予約」にて自動受付機と連動し、よりスムーズに座席へご案内。そして事前注文や個人単位での注文が可能な業界初の「スマホで注文」、楽天ペイやLINE Payでの「スマホで決済」。さらには、消費税増税による持ち帰り需要増加の対策としてスマホからの注文を可能にした、「スマホでお持ち帰り」などのサービスが提供できる。これまでは座席に備え付けのタッチパネルからしか注文ができなかったため、複数人で来店された際などは、どうしても注文に時間がかかっていたが、アプリを使うことで、客自身のスマホからスムーズに注文できるほか、待ち時間に事前注文をすることで最初の注文の時間を短縮することもできる。これにより、一組あたり約5分の滞在時間の短縮を想定しており、回転率の向上を見込んでいるという。