キューピー「DLBアワード」大賞受賞

      執筆者:motoe

キユーピーは、日経 xTECH・日経クロストレンドが主催する「ディープラーニングビジネス活用アワード」において大賞を受賞。10月10日に東京ビッグサイトで表彰式が行われ、ディープラーニングを活用した食品のAI原料検査装置の取り組みが表彰された。同アワードは、研究段階から急速に社会実装、ビジネス活用へと進むディープラーニングについて、優れたプロジェクトを表彰するもの。同社は、「原料の安全・安心を世界へ」の志を掲げ、共感する多くの企業の協力の下、2016年にディープラーニングを活用したAI原料検査装置の開発に着手し、現在ではベビーフードや惣菜の原料の検査工程に導入している(参照:キユーピーアヲハタニュース 2019 No.20)。またこの志の実現に向けて、グループ内だけではなく、同じような課題を抱えている原料・食品メーカーへの提供も検討しており、この点が「オールジャパンという目線から、キユーピーは新装置を同業他社へも販売する。販売市場は大きく、また社会還元としての姿勢も評価された」と され、 受賞に至ったという。