日清「カップヌードル全工場RSPO認証パーム油使用」

      執筆者:motoe

日清食品ホールディングスは、サステナビリティ (持続可能性) に配慮した調達を強化するため、2017年10月より「RSPO (持続可能なパーム油のための円卓会議)」に加盟。これを受けて同社は、即席麺の製造に使用するパーム油について、森林破壊防止および生物多様性保全、人権に配慮されて生産、加工された「RSPO認証パーム油」の調達を推進してきた。2019年3月からは、滋賀県栗東市の関西工場において、即席麺業界としては国内で初めて「RSPO認証パーム油」の使用を開始したが、今回、この取り組みを拡大し、2020年2月から「カップヌードル」を生産する国内の全工場で「RSPO認証パーム油」の使用を開始することとした。これにより、同社はRSPOのサプライチェーン認証を取得し、「カップヌードル」のパッケージに「RSPO認証マーク」を使用することができる。RSPOは、生産やサプライチェーンにおける管理方式の違いによって認証モデルを分類しており、「カップヌードル」はマスバランス方式で認証を取得している。