キリン「本麒麟の年間販売目標」上方修正

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、「本麒麟」(350ml缶、500ml缶)の販売好調を受け、年間販売目標数を年初目標の約1,900万ケースから、前年比約136%となる約2,050万ケースへ上方修正することとし、最盛期にあたる7~8月の製造予定も前年比約6割の増産予定だ。国内市場は、コロナ禍による先行き不安で「節約志向」が進み、同時に「本格感」や「安心感」などへのニーズが高まり、"安くても価値ある商品"を選択する傾向が強まっているが、同商品は、新ジャンルの価格帯で「うまさ」「高い品質」を兼ね備えた商品として消費者から高い評価を獲得。緊急事態宣言発令後の4~6月は販売数量を大きく伸長し、6月単月は前年比約155%と、勢いがさらに加速している。1~6月の販売数量も前年比約4割増(約940万ケース)となり、16カ月連続で前年超えも達成。同社では、"間違いのない選択肢"として同商品は消費者にとって定番商品になりつつあるとしている。【商品概要】■商品名:「本麒麟(ほんきりん)」 ■発売地域:全国 ■発売日:2020年1月中旬製造品より順次切り替え ■容量/容器:350ml缶、500ml缶 ■価格:オープン価格 ■アルコール分:6% ■酒税法上の区分:リキュール(発泡性)(1) ■販売予定数:約2,050万ケース(260,000KL/大びん換算) ■製造工場::キリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場(全9工場)