キリン「一番搾り とれたてホップ生ビール」限定発売

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結して使用する「一番搾り とれたてホップ生ビール」を、11月4日より期間限定で全国発売する。今年で発売17年目を迎える「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、累計販売本数が3億本を超える、人気の「一番搾り」ブランド。麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」が生み出す澄んだ麦のうまみをベースに、とれたてのホップのおいしさが感じられる、調和のとれた飲みやすい味わいが特長だ。ビールづくりにおいて、ホップは収穫後、品質を保つため乾燥させて使用するのが一般的だが、同商品では水分が含まれている状態のとれたてのホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術によって、フレッシュなホップの香味が生きている。日本で良質なホップが栽培されているからこそ可能な、世界でも例を見ないホップの使い方によって、とれたてのホップを使ったビールのおいしさを楽しむことができる。同社は100年以上前からホップの国内試験栽培を開始し、日本産ホップ育成に取り組み、遠野市をはじめとした東北のホップ農家とも半世紀以上にわたる契約栽培の歴史を経て、現在では日本産ホップの約7割を同社が購入している。日本産ホップの生産量は2008年からおよそ10年間で446tから202tへと半減しており、遠野市のホップもピーク時の6分の1まで生産量が減少しているのが現状。同社は良質な日本産ホップの産地を守るため、遠野市と生産者、地域と連携し、ホップ農家への積極的な支援や、地元の大切な資産である日本産ホップの魅力を活用した地域活性化に取り組み、「遠野ホップ収穫祭」や「遠野ビアツーリズム」の実施など、さまざまな成果も生まれてきている。また直近5年間では、この取り組みに賛同した20名(内12名がホップ農家)が遠野市へ移住されるなど、同社の取り組みは遠野市の日本産ホップを中心とした産業活性化にも大きく寄与している。今後も日本産ホップにこだわってつくった同商品の発売等を通じて、ビールの魅力化と地域活性化に取り組み、ビール市場を活性化していきたいとしている。【商品概要】■商品名:「一番搾り とれたてホップ生ビール」 ■発売地域:全国 ■発売日:11月4日 ■容量/容器:350ml缶、500ml缶、中びん、大びん、7L樽、15L樽(東北地区<青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県>限定で、7L樽、15L樽を発売予定) ■価格:オープン価格 ■アルコール分:5% ■販売予定数:約46万ケース(5,800KL/大びん換算) ■製造工場:キリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、神戸工場、福岡工場