加藤産業「2020年度9月連結決算、増収増益」

      執筆者:編集部

加藤産業(本社兵庫県西宮市 加藤和弥社長)は11月13日、2020年9月期連結決算を発表した。それによると売上高1兆1046億9500万円(前年比3.9%増)、営業利益115億7400万円(同7,2%増)、経常利益132億0900万円(同5,6%)、純利益90億5100万円(同26.6%増)と増収増益となった。これについて加藤社長は「新型コロナウイルスの影響で、家庭市場は好調に推移したものの外食関連の減少は著しく、厳しい1年であった。そうしたなか当社のグループミッションの達成と卸売業の営業強化、自社ブランド商品開発などを進め、収益の確保に努めた」と述べた。売り上げ構成比は要冷品1291億5600万円(同3,2%増)、インスタント2183億366万円(同8,0%増)、乾物・穀類566億8400万円(同6,9%増)、飲料1836億0700万円(同3,0%増)、酒類1647億4500万円(同△0,9%)、嗜好品1155億7000万円(同5,5%増)、同調味料1751億2500万円(同8,0%増)となった。業態別では卸部門14,4%と大幅に減少したもののドラックストアなどが大幅に増えた。