イオン「自動買い物かご除菌装置」１２店舗に先行導入

イオンリテールは１１月３０日より順次、買い物かご除菌装置「ジョキンザウルス」を「イオン」「イオンスタイル」１２店舗に先行導入する。「ジョキンザウルス」はニューネクスト（京都市南区）と共同で企画・開発。１号機は、すでに「イオンスタイル京都桂川」に設置されており、今回の先行導入を経て今後、さらなる拡大を目指す。同社は、顧客と従業員の健康と生活を守るために制定・改定する「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」に基づき、専門家の科学的根拠に基づく助言と最新の知見を生かした防疫対策を実行しており、施設の換気や空気浄化のほか、買物かごやカートの取っ手、サッカー台、エレベーターのボタンなどを拭き上げ、消毒清掃時の除菌により継続的に接触感染対策を実施している。なかでも、買物かごは使用の都度、従業員が拭き上げ清掃することで対策に努めているが、１日あたり平均約１万個の使用済みのかごを、一つひとつ丁寧に拭き上げる作業負荷が課題となっていた。今回導入される買い物かご除菌装置「ジョキンザウルス」は、積み重ねた買物かごの持ち手を一つずつ自動で持ち上げ、紫外線（ＵＶ－Ｃ）を照射することで、短時間で持ち手の裏側まで除菌。１回約１２分で買物かご６０個の除菌が可能となり、１５秒照射で９９.９７％と高い除菌率（主要部分）を実現するという。【「ジョキンザウルス」概要】■名称：買い物かご除菌装置「ジョキンザウルス」 ■サイズ：（外寸）幅８４０mm×奥行８２０mm×高さ２,１００mm（電源１００Ｖ・１５Ａ仕様） ■除菌可能数：１回あたり買物かご６０個 ■除菌時間：１回あたり約１２分／６０個（約１２秒／１個、約１時間／３００個） ■除菌性 能：紫外線（ＵＶ－Ｃ）１５秒照射で除菌率９９.９７％