ワタミ×豊島区教育委員会「学童クラブに弁当提供」

      執筆者:motoe

ワタミ(本社:東京都大田区)は、6月24日に東京都豊島区教育委員会と食事宅配サービスを行う「ワタミの宅食」を活用した、学童クラブへの弁当提供に関する3年間の事業協定を締結した。同協定によって、夏休み・冬休み・春休みといった長期休業中に、豊島区が運営する22か所の学童クラブにて、希望者に「ワタミの宅食」の弁当が提供される。豊島区教育委員会との事業協定締結については、2020年度の長期休業中に豊島区立の学童クラブで「ワタミの宅食」の弁当を提供したところ、利用した保護者のから「今後も利用を希望する」といった回答が多く寄せられ、この結果を受けて、2021年度から3年間の事業協定を締結して本格的に実施することとなったという。まず、7月19日~9月1日の夏休み期間中、豊島区立の学童クラブ22か所で「ワタミの宅食」の弁当を提供。現在、学童クラブを利用している家庭では、両親がフルタイムで働いているケースも多く、1日保育となる夏休みなどの長期休業中は、昼食としてお弁当を用意する必要があるため、その準備に要する負担が課題となっていた。豊島区においても、学童クラブにおける弁当の提供について、子育て環境を整備する上での課題として認識しており、様々な検討が進められてきたが、今回の事業協定締結により、「ワタミの宅食」の弁当を提供することが可能になり、公民連携で子育て層を応援できる体制を整備するとともに、品目数やカロリー、塩分にも配慮した弁当をお届けすることで、児童の健康的な食事をサポート。今後はほかの地域にある学童クラブでも「ワタミの宅食」を活用した弁当提供により、学童クラブを利用する子育て層を支援していきたいとしている。