角谷食品「究極のアジフライ 先行販売」
執筆者:編集部
アジフライ専門メーカー角屋食品(鳥取県境港市、社長角谷直樹)は、これまで時期や採算問題で実現できなかった究極のアジフライに挑戦すべく「鯵王」製造プロジェクトをスタートした。同プロジェクトは作りたくても作れなかった究極のアジフライを「もっと美味しくできる、もっと感動してもらえる」をコンセプトにしたプロジェクトで、いわば究極のアジフライづくり。同社では産地や原材料、手作業にこだわりったアジフライに挑戦してきたが、作業効率や安定性から作りたくても作れなかった。そうしたなか今回、究極のアジフライづくりに必要な5つの要素「旬×脂ノリ×大きさ×熟成×手仕事」をクリアし、製造プロジェクトをスタートさせた。主原料であるアジは鳥取県・境港産で、5月~7月に採れる旬のアジに限定。刺身でも食べられるほどの新鮮さと同社が使用するサイズの2倍の大きさを備えた。さらに、アジの脂質含有量を1尾ずつ測定して選別するなど、約1/1000の確率でしか巡り合えないアジを使用する。また、鳥取県産業技術センター食品開発研究所と協力、乾燥や燻製を試すなど、試行錯誤の末、辿り着いた熟成技術により、アジの風味と旨味を最大限引き出すことに成功、製造過程で発生する調理は、ほぼすべて職人が手作業で行うなどこだわり抜いた究極のアジフライ。なお、7月7日から通常販売している家庭用アジフライと食べ比べセットとして先行販売を行う。年間使用するアジ約3,234,000尾のうち、条件にあてはまり「鯵王」の原料となるアジは約4,000尾)