キリン「一番搾り 糖質ゼロ」累計2億本突破

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:磯崎功典)は、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現し、10月6日に発売した「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の販売数量が、9月上旬時点で同社過去10年のビール新商品で最速となる累計2億本を突破した。さらに、今年7月に年間販売目標を当初計画(約430万ケース)の約1割増(約470万ケース)に上方修正したが、販売好調につき、当初計画の約3割増となる約550万ケースに再上方修正するという。同社ではこの好調の要因を①コロナ禍による健康志向の高まりで、糖質を気にする方が増えており、糖質オフ・ゼロ系ビール類は好調に推移していえうこと、また、昨年10月の酒税法改正によってビールカテゴリーが減税され、同カテゴリーのトライアルが喚起されたこと、②今年3月に同社が実施した調査によると、過去1カ月に同商品を飲んだ方の9割以上が、同商品を「おいしい」と評価していること、また購入理由として、購入者の約7割が「一番搾りブランドだから」を購入理由に挙げており、「一番搾り」ブランドの“おいしさ”、“安心感”が高く評価されていること、③昨年の酒税法改正以降、ビールカテゴリーへの回帰の流れが顕著で、中でも1-8月の「一番搾り」の缶商品の販売数量は対前年約1割増で推移、また、同時期の「一番搾り」ブランド缶商品全体では対前年約4割増で推移しており、「一番搾り 糖質ゼロ」が「一番搾り」にプラスオンとなってブランド全体の活性化に大きく寄与したことなどとしている。