産経新聞「第１４回スイーツ甲子園」決勝開催

高校生らがお菓子作りの技術とアイデアを競う「第14回スイーツ甲子園 Supported by 貝印」（主催・産経新聞、特別協賛・貝印、公式HP・ https://sweets-koushien.com ）の決勝大会を11月7日、日本菓子専門学校（東京都世田谷区）で行い、野田鎌田学園高等専修学校（千葉県）のチーム「blue star(ブルースター)」が優勝し、文部科学大臣賞を受賞した。今回のテーマは「クリスマス」。作品の制作条件や素材の指定はせずに、美味しくて、クリスマスに楽しみたいオリジナルレシピを募集。西日本、東日本の各予選大会を経て、計4校が決勝の舞台に臨み、見事優勝し、文部科学大臣賞に輝いたのは、野田鎌田学園高等専修学校の「blue star」。ラズベリー、ピスタチオ、チョコレートなどを使ったケーキで、袋が破けて中のおもちゃが落ちてしまった「あわてんぼうのサンタクロース」を表現しているという。また、道具を適正かつ大切に使用していたチームへ贈られる貝印賞（貝印）には飯塚高等学校（福岡県）のチーム「E’toile filante(エトワールフィラント)」が受賞。タリーズ賞（タリーズコーヒージャパン）には優勝した野田鎌田学園高等専修学校のチーム「blue star」、ペコちゃん賞（不二家）には慶誠高校（熊本県）のチーム「etoile(エトワール)」が、それぞれ選ばれた。貝印賞受賞チームには貝印が伊勢丹地下1階で運営する「キッチンステージ」にて、生徒が考案したレシピを提供することができる、オリジナルレシピ共同開発権が贈られるほか、タリーズ賞、ペコちゃん賞受賞チームには、各企業とのコラボ商品開発権が贈られる。決勝大会審査員は、永井紀之シェフ＝写真左端＝と鎧塚俊彦シェフ＝同右端＝が務めた。また昨年度より、料理好きな全国の高校生たちの自己表現の場として新設された「高校生スイーツレシピチャレンジ」部門には、91校558件の応募がありレコールバンタン高等部東京校２年久保田真都花さん「クリスタルドネージュ」、レコールバンタン高等部東京校２年本多アリシア珠梨さん「ソリスマス」、田辺高等学校３年山本愛海さん「ブッシュ・ド・ノエル・オ・クレープ」の3作品が、三ツ星レシピ賞に輝いた。「スイーツ甲子園」は、食生活の充実や食文化への理解促進、将来のパティシエ育成などを目的に、2008年より貝印が、2020年度（第13回）からは事業譲渡により産経新聞社が主催している。