森永「ヒト試験におけるカカオの機能性」検証結果発表

      執筆者:motoe

森永製菓(東京都港区芝、代表取締役社長:太田栄二郎)では、健康機能に注目が集まる「カカオの機能性」の研究を進めているが、今回、カカオフラバノール30mgを含むココアを飲むことで、指先の血流量、皮膚温度、手の冷えの感覚にどのような影響が及ぶかをヒト試験において検証し、「皮膚血流量」、「皮膚温度「と「指先の冷えの感覚」のスコアが改善することが認めらたことを発表した。ココアには、飲むと「からだが温まる」、「手足の冷えがやわらぐ」などの経験談はあったものの、これまでは科学的な検証や裏付けは十分なされていいなかった。今回は、ココア飲用後、手先の血流量、皮膚温度、体感としての冷えの感じ方にどのような影響が及ぶかについて、自治医科大学医学部の間藤卓教授監修の下、健常な成人男女を対象としたヒト試験により検証を実施。なお、同試験結果は、「薬理と治療(2021年49巻10号)」に論文が掲載されている。