伊藤忠食品「第8回商業高校フードグランプリ」

      執筆者:編集部

伊藤忠食品(岡本均社長)は11月13日、全国の商業高校生がプロデュースする食の商品コンテスト「第8回商業高校フードグランプリ」を東京本社と本選出場校各校とでオンライン開催した。本選では各校が事前に制作した動画でプレゼンテーションを行い、商品の試食と質疑応答で審査、次の通り決定した。【大賞】静岡県立伊東商業高等学校「伊豆ニューサマーオレンジ ラングドシャ」伊東の名産であるニューサマーオレンジの廃棄率が高いことから、皮ごと有効活用した逸品。【イトーヨーカ堂賞】愛知県立南陽高等学校「うま辛ドレッシング」愛知県の特産品である八丁みその旨味にコチュジャン、豆板醤の辛味を合わせて味を引き立てた逸品。【DELISH KITCHEN賞】仙台市立仙台商業高等学校。【物流健闘賞】兵庫県立相生産業高等学校「牡蠣のチャウダー」、コロナ禍で特産品である「播磨灘産の牡蠣」が飲食店で余ってしまっていることから商品開発。牡蠣 とホワイトソースの入った濃縮タイプの缶詰。【地域貢献賞】茨城県立石岡商業高等学校「酒粕ミルクアイス」、広島市立広島商業高等学校、長崎市立長崎商業高等学校「うみの幸ドレ」、【プレゼンテーション優秀賞】大和高田市立高田商業高等学校「大和高田市立高田商業高等学校のすき焼き」。同賞はコンテストを通じて流通・販売可能な商品の条件や課題を学び、商品の改良や次の商品開発に活かし、地域食文化の活性化 寄与することを趣旨として2013年度より開催している。高校生が地域の特産品を使ってメーカーと共同開発した商品を募集し、予選を通過した8校7商品が本選に出場した。