キユーピー「キユーピーハーフ」リニューアル

      執筆者:shirai

キユーピーは、発売から30年を迎える「キユーピーハーフ」をリニューアルする。カロリーの取り過ぎを気にする人が増えてきた1991年、「マヨネーズのおいしさはそのままで、カロリー50%カット」をコンセプトに誕生したキユーピーハーフは、マヨネーズらしいおいしさや使いやすさを追い求めて改良を重ねてきた。一方で、「味が物足りない」などさらなる改良を求める声や、「カロリーオフの商品はおいしくなさそう」というイメージが根強いことも分かっており、今回のリニューアルでは、卵のコクをさらに引き出せるように、原料の配合を見直すことで、おいしさの向上につなげている。味の感じ方を先味・中味・後味の3つで捉えたときに、先味の酸味を落とし、中味でコクを強く感じ、後味にキレのよいうま味を感じるように改良し、よりマヨネーズらしい味わいを実現。独自のマイクロエマルション製法により、野菜とあえたときに野菜から出る水分を包み込むため、サラダが水っぽくなりにくいのが特徴となっている。