キリン「仙台工場全電力100%再生可能エネルギー化」

      執筆者:motoe

キリンホールディングス(社長:磯崎功典)のグループ会社である、キリンビール(社長:堀口英樹)は、キリンビール仙台工場(工場長:荒川辰也)で購入する全電力を2022年4月より再生可能エネルギー100%にすると発表した。これにより同工場の購入電力由来のGHG排出量はゼロとなる。同社の国内ビール工場では、先行して昨年の8月よりキリンビール名古屋工場(工場長:千葉一弘)が再生可能エネルギー100%となっており、今回はこれに続く2工場目の導入となり、将来的にはキリングループの事業で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに置き換え、早期のRE100達成を目指すとしている。キリンビール仙台工場は、三菱商事エナジーソリューションズ(社長:岩﨑芳博)が出資・運営する再生可能エネルギー発電所(太陽光発電所)にて発電された環境価値(トラッキング付非化石証書)付きの電力を、三菱商事エナジーソリューションズの子会社であるMCPD合同会社(職務執行者:坂口雄一郎、後藤宏友)経由で導入。これまでキリングループは 三菱商事エナジーソリューションズと連携し、重油からガスへの燃料転換などGHG削減に向けたさまざまな取り組みを進めてきているが、本件もこの取り組みの一環として新たに連携する施策となる。