明治「アプリケーションセンター」本格稼働

      執筆者:motoe

明治(代表取締役社長:松田克也)は、乳、カカオ、たんぱく素材に加え、糖類や機能性素材、ナッツ、野菜などの業務用食品に関する技術・知見を最大限に活用し、業務用食品事業拡大のための洋菓子・外食業態や食品加工メーカーへの取り組みをより一層強化する拠点として、同社の東陽町ビル(東京都江東区新砂)に「明治アプリケーションセンター」を設置した。“アプリケーション”とは、業務用食品を活用する消費者に対し、業務用食品を活用したレシピ・メニューとその関連する市場データなどの情報をあわせて提案すること。これまで、テストキッチンにて同社の業務用食品を活用したレシピ・メニューの提案を行ってきたが、業務用食品の取り扱いが特に拡大している食品加工メーカーへのアプリケーションを活用した提案力をより強化し、業務用食品事業の拡大につなげるため同センターを設置。さらに、プレゼンテーションスペースの設置や作業スペースの拡大、業務用食品を活用する消費者の生産ラインに準ずる設備の導入により、迅速なアプリケーション開発・提案の実現を図るという。同センターを活用し、同社の研究所である明治イノベーションセンター(MIC)や明治グループ各社、社外ネットワークとも連携してオープンイノベーションを推進し、食と健康のプロフェッショナルとして、業務用食品を活用したあらゆる世代の生活者の健康な食生活に貢献していきたいとしている。【設置概要】■所在地東京都江東区新砂1-2-10 明治東陽町ビル3F ■投資額:約5.5億円 ■延床面積:約630m2 ■施設・設備:ウエットエリア、ドライエリア、ジョイントエリア、プレゼンテーションルーム