キリンホールディング「TOKYOエシカル」に参画

      執筆者:shirai

キリンホールディングは、東京都が12月2日に設立した消費者への「エシカル消費」の普及啓発を目的とした「TOKYOエシカル」にパートナー企業として参画する。東京都は、持続可能な社会の実現に向けて、カーボンハーフや食品ロス半減、廃プラ削減を目指しており、‘‘ちょっと考えて、ぐっといい未来’‘をキャッチフレーズに、都民の一人ひとりが日々の暮らしの中で、エシカル消費を選択実践できる取り組みを実施している。今回、エシカル消費をさらに推進するべく「TOKYOエシカル」を立ち上げ、都民にとってエシカル消費が当たり前になっていることを目指していく。同社は、当プロジェクトを通じた情報発信・協働事業に協力することで、エシカル消費をより身近に感じられ、エシカル消費の機運を醸成することに貢献していく。 同社は、社会課題の解決を通じて社会的価値と経済的価値を創出するCSV経営を掲げており、「酒類メーカーとしての責任」を果たすことを前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に取り組むことを目標としており、「環境」においては、「キリングループ環境ビジョン2050」で掲げる4つの課題(生物資源・水資源・容器包装・気候変動)に、統合的に取り組んでいる。容器包装の取り組みとしては、2021年より「生茶」をCSV取り組みの環境フラッグシップブランドと位置付け、「R100ペットボトル」の導入を拡大。生物資源の取り組みとしては、持続可能な生物資源の利用を掲げるとともに、国内の全ての紙製容器包装へのFSC認証の取得を進めている<参考> ・キリングループ環境ビジョン2050   https://www.kirin.co.jp/csv/eco/mission/ ・キリングループ「環境報告書」2022  https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/env_report/ ・「TOKYOエシカル」         https://ethical-action.tokyo/