日清オイリオ「バイオマスボイラー」を堺工場に導入

      執筆者:shirai

日清オイリオグループは、「環境目標2030」を策定し、「地球温暖化の防止、資源循環の構築、植物資源/自然保全、環境にやさしい開発の推進」に取り組んでいる。これらの取り組みを集中的・効率的に行うため、2021年1月から堺工場サステナビリティセンター構想のもと、CO₂排出量削減策の検証や将来を見据えた環境関連技術の実装化を進めている。このたび、その一環として、地球温暖化防止を目的に、堺工場にバイオマスボイラーを新設、2023年1月より 稼働を開始する。植物油脂の精製工程で発生する副生物や回収油等のバイオマスを、カーボンニュートラルなエネルギーとして活用する事で、年間約485トンのCO₂排出量を削減する計画となっている。