太子食品「遺伝子組換え表示厳格化伴い新表示マーク」

      執筆者:motoe

太子食品工業(本社所在地:青森県三戸郡三戸町大字川守田字沖中68、代表取締役社長:工藤茂雄)は、遺伝子組換え表示制度に伴う、新表示マークの展開と一括表示を12月より順次変更する。2023年4月度の法改正により、「遺伝子組換え表示制度」が厳格化され、「遺伝子組み換えでない」表示がみとめられる条件を、現行制度の混入率「5%以下」から「不検出」に変更されるが、意図せざる混入率5%以下の場合は「適切に分別流通管理された旨の表示」が可能となり、「遺伝子組換えでない」「非遺伝子組換え」は表示不可となる。それに伴い同社としては、「適切に分別生産流通管理された旨の表示」が可能な任意表示が出来る5%以下の「輸入大豆」をさらに厳格に管理し、主原料が輸入大豆の「納豆と豆腐」全品を、EU(欧州連合)規則に準じてさらに厳しい「0.9%未満」で管理する事を決定。該当する商品には「TAISHI SOYBEAN STANDARD EU規則に準ずる」をシンボルマークとして表示化するとした。マークには大豆を大事にし、そして安心をお届けするしたいという意味が込められており、また消費者の方に分かりやすく伝えるために一括表示には、「遺伝子組換え混入を防ぐ分別」を表示するという。 国産大豆を使用した商品には、分別流通管理を証明し当社独自管理フローを確立し、デザイン面に「◆丸大豆は遺伝子組換えではありません。」を表記。一括表示には「遺伝子組換えではない」を表示するとしている。