日清グループ4社が「健康経営優良法人2023」に認定

      執筆者:shirai

日清食品ホールディングスは、子会社である日清食品、日清食品チルド、日清食品冷凍とともに、経済産業省と日本健康会議から「健康経営優良法人2023 (ホワイト500)」として認定された。「健康経営優良法人認定制度」は、経済産業省と日本健康会議が共同で主催する、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。日清食品グループでは、創業者の安藤 百福 (あんどう ももふく) が掲げた「美健賢食 (びけんけんしょく)」(美しく健康な体は賢い食生活から) の精神に基づき、全社員が心身の健康を保持・増進し、能力を最大限に発揮して業務にあたることを、経営における最重要課題の一つに位置付けている。さらに、2018年8月に「日清食品グループ健康経営宣言」を策定し、健康経営を戦略的に推進。具体的には、生活習慣病の早期発見、早期治療のため、健康診断は法定健診を上回る検査項目数で実施している。また、産業医や看護師と連携してプレゼンティーイズム (疾病就業) 調査やエンゲージメント調査を定期的に実施することで、社員の就業時における心身の調子と仕事のパフォーマンスレベルを定量的に把握し、社員一人一人が能力を十分に発揮できるよう対策を講じている。さらには、社内医療専門職や産業医による保健指導の強化、健康相談窓口など産業保健体制の拡充を図ったほか、2022年4月には日清食品にWell-being推進室を設立し、社員の「成長実感」「ココロの健康」「カラダの健康」を実現するための環境を整備。このような取り組みが評価され、「健康経営優良法人2023」の大規模法人部門「ホワイト500」において、特に優良な健康経営を実践している企業として認定された。