「2023春季 加藤産業グループ総合展示会」
執筆者:編集部
加藤産業(兵庫県西宮市 加藤和弥社長)は3月15日~17日にかけて「第125回2023春季加藤産業グループ総合展示会」を神戸国際展示場で開催した。テーマは「流通を最適ソリュウション」、出展企業はグループ全体で407社(内訳、常温195社、業務・低温・チルド・水産100社、酒類112社)、入場者事前登録者数は4300名となった。展示コーナーは「新商品&こだわり商品陳列コーナー」「Kanpyコーナー」「販促ストリート」「常温一般加工コーナー」「ソリューションコーナー」「低温流通商品コーナー」「地域元気&こだわりメーカー」「酒類コーナー」総計8つに区分、見やすい展示会場となった。加藤産業オリジナルKanpyコーナーでは味、香り、風味すべてが高水準にシフトした「こだわりジャム」をメインに、本格スプレッドなど合計4品の新商品「カンピ―ザ プレミアムシリーズ」(果実の贅沢3種のいちごジャム)、(果実の贅沢3種のママレード)、(とろける贅沢抹茶クリーム)、(とろける贅沢濃厚バニラクリーム)を展示、試食コーナーも拡大してアピールした。また、冷凍技術が向上したことから冷凍温度帯の商品が好調、冷凍多段ケースには黒豚餃子(12ヶ入り)298円や中華レストランで有名な京鼎楼の小籠包、水餃子、大根もち、鶏ささみ餃子など14品が紹介された。また、「旅ごはん」シリーズでは機内食70年の歴史を持つ双日ロイヤルインフライトケータリング紹介、酒類コーナーでは環境にやさしい「紙カップワイン」「クラフトウイスキー・ビール」などが紹介された。同社菅常務は「東京地区の有力スーパーでの取引が増えた。今後も取引企業数を増やしていきたい」と意欲を見せた。一方、販促ストリートではKanpyオリジナルブランド商品とメーカーのコラボレーション、植物性由来の原材料を使った食肉、魚料理などを表現したプラントベースフーズ、人気雑誌「レタスクラブ」を活用した連動企画やメニューカード、加藤産業販促誌「KSB」などに注目が集まっていた。